喧嘩したりと衝突も多かった。だからこそ別々の道を歩む選択をしたのに、別れてもすぐに復縁してしまう。
離れたいと感じても離れ難い相手に対して、もしかしてこの人が運命の相手なんじゃないかと感じることもあるかと思います。
ですが同時に、彼といてもポジティブな気持ちを持ち続けられずモヤモヤしたり、友人たちから腐れ縁だ、なんて言われてしまうこともあるでしょう。
一緒にいて落ち着くし、何度離れてもその度にまた縁が繋がる相手なら、運命の人なんじゃないか。そう思っているあなたにとっては、腐れ縁と言われると自分でもよくわからなくなってきちゃいますよね。
今回は、腐れ縁と運命の縁との違いや、腐れ縁を断って運命の人に出会うための方法について解説していきたいと思います。
腐れ縁と運命の相手との違いは?
腐れ縁と運命の相手、どちらも結びつきの深い間柄の相手のことを指します。
ですが両者の性質は大きく異なります。
違いを一言で言い表すなら、腐れ縁は互いにとってマイナスの関係性、運命の相手は互いにとってプラスの関係性、といえるでしょう。
腐れ縁とは何度もヨリを戻したり、恋人七日そうではないのかハッキリとしない関係が続いたりと、あなたにとってマイナスなのに簡単に切り離せない縁。
対して、運命の相手の場合は前世から何度も繰り返し出会っている人のことを指します。
お互いの魂の成長のために出会い、切磋琢磨していく間柄なので、他の人との間よりも深いつながりがあるのと同時に、あなたにとってプラスに作用する間柄の相手のことを指すのです。
元彼とは腐れ縁なのか見抜く方法はある?
腐れ縁と運命の相手とはどちらもずっと縁の切れることのない相手ですから、周囲から見ても、彼と一緒にいるあなた自身から見ても、一見すると違いは確かにわかりにくいでしょう。
そこでここからは、元彼があなたにとって腐れ縁なのかを見極める方法を紹介していきたいと思います。
ちょっと離れてはズルズルと関係が続く間柄
運命の人とも別れを経験し復縁することはありますが、その場合、きちんと一度別れの形を取ってある程度の期間1人で過ごすことになります。
運命の相手との別れは、そうしないと得られない経験を経てお互いの魂を成長させる、という前向きなものだからです。
だからこそ必要な学びをそれぞれに得たのち、相互にプラスに作用し合うためにまた結ばれれんですね。
ですが、腐れ縁の相手の場合は上記のようにはいきません。
大喧嘩したと思ったらすぐにヨリを戻す。別れたのち相手に別の恋人ができても浮気相手やセフレといった形で、別れているんだかいないんだか曖昧な関係が復活する。
こんな風に、ケジメのないズルズルとした関係に陥ってしまいがちなのです。
お互いへの依存心が高い
運命の相手の場合、2人の関係性は大事にしつつ、お互いが個として自立することができる間柄です。
もちろん別れた時は寂しい気持ちにはなります。
ですがもともとお互いに家族や友人、仕事など、それぞれに自分の生活・世界を大事にして生きている者同士。
離れて過ごしていても、相手も頑張っているんだから自分も頑張ろう、と自然と思えるのです。
しかし、腐れ縁の相手とは共依存関係に陥ってしまうパターンが多いとされています。
基本的にお互いにひとり立ちすることができず、相手がいないとダメになってしまうのです。
だからこそ、たとえば支配して束縛する男性とそんな彼に付き従う女性であったり、彼に尽くしてばかりの女性とそれに甘えるだけの男性といった、歪なカップルになってしまいやすい。
そして、別れれば寂しさから精神的に不安定になってしまうため、離れてはくっつくダラダラとした関係性が続いてしまうのです。
ネガティブな感情ばかり湧き上がる
もちろんいつでも順風満帆とはいかないのはどんな人との関係性においても一緒です。
しかし運命の相手の場合、離れて過ごしている間も、相手の存在を心の励みに頑張れる、そんな前向きな気持ちでいられることが多いものです。
ひとりでも十分に幸せだけれど、ふたりでいられたらより良いよね、とお互いに思えるのです。
一方、腐れ縁の相手の場合だとそうはいきません。
そもそもが自立とは遠い共依存関係。2人だけの世界と聞くと一見ロマンチックに聞こえるかもしれませんが、相手の、そして自分自身の「個」や生活・世界を尊重していないのです。
だからこそ、一心同体だと思っていた相手がそうではない姿を見せた時の反発も強くなります。
相手を信じることができず嫉妬や束縛をしてしまったり、口論が絶えない。
または相手からの愛情を信じられず、繋ぎ止めようと尽くしすぎたり、自分のことが本当に好きなのか試すような行動をとってしまいがちになります。
このような関係性では、とてもじゃないですがポジティブで前向きな気持ちを抱けないですよね。
互いの足を引っ張りあう
お互いの「個」を尊重し合いながら、2人でいることならではの強みを活かして共に歩んでいくことができるのが運命の人との関係。
反対に、共依存関係にある腐れ縁の2人は、相手が自分から離れていかないように、2人だけの閉じた世界を創ろうとしてしまいがち。
だからこそ、たとえば一緒にいたいからと仕事を休んでしまったり、束縛によって相手が家族や友人と交流することさえ断とうとするような行動に出てしまうことも多いのです。
そんなことを続けていたら、当然ですが日常生活にも支障をきたしますよね。
最後には本当にお互いの存在しか残らない人生になってしまうかもしれません。
そうしてますます互いに依存し合う関係になってしまう、悪循環に陥ってしまうのです。
一緒にいるのがラク
運命の人とも、一緒にいると自然体でいられるという側面があります。
ただ、運命の相手との場合はお互いに刺激し合い、切磋琢磨し合うことができるので、自然体でいながら共に成長していくことができるのです。
対して腐れ縁の人の場合、一緒にいることはラクではありますが、そこに学びや成長はありません。
言うなれば、ダメなままの自分をお互いに隠したり改善したりしたりする必要なく一緒にいられる関係性なのです。
だからこそ、一緒にいてもただ過ぎ去っていくばかりの無意味な時間を過ごしていくだけになるのです。
エネルギーを吸い取られる
運命の人とは共に切磋琢磨し合える仲だとここまで紹介してきましたが、だからこそお互いにプラスのエネルギー与え合うこともできます。
対して腐れ縁の人と一緒にいると喧嘩や束縛で疲弊し、ネガティブな感情が普段からお互いの間にある状態となってしまいます。
常日頃からそのような状態だと、彼と過ごすだけでエネルギーを消耗してしまいます。
仕事などに支障が出ることもしばしばで、それ以外の日常生活に対してもやる気が起きなくなってしまいます。
なのに、束縛などによって家族・友人などと疎遠になってしまっていれば、1日のほとんどが彼と過ごす時間となってしまいますよね。
その結果、お互いにエネルギーを消耗し、どんどん人としてダメになっていくという負の連鎖に陥ってしまうのです。
運命の人ではなくても結婚することはあるのか?
ここまで紹介した内容から、段々と元彼が運命の相手なのか腐れ縁なのか、見えてきたのではないでしょうか。
では、腐れ縁の人と一緒に居続けるのはダメなことなのか?結婚できないのか?というと、必ずしもそうではありません。
人生において縁のある人とは、その相手との出会いまでは決まっていますが、その後どう関係を築いていくのかは自分次第。
最初から何もしなくても結婚することが決まっている人、というのはいないのです。
ですから、あなたの行動や選択によっては、腐れ縁の相手と結婚までいく十分にあり得るのです。
腐れ縁の人も、成長し合う関係にはなれないかもしれませんが、一緒にいてラクで居心地の良い相手ではあります。
絶対に人生の破滅を迎えるというわけでもありませんから、悪くないかもと思えてしまうんですね。
ですが、一緒に居続ければ、本来出会えるはずだった運命の相手とは出会えなくなってしまいます。
運命の人とはお互いに必要な成長を遂げた後に出会うと言われている存在です。
なので腐れ縁の人と過ごす中で歩みを止めてしまったあなたでは、必然的に出会えるチャンスがなくなってしまうからです。
また、人生が破滅に向かうほどの劇的な事件は起こらないかもしれませんが、あまり幸せな結婚生活は望めないかもしれません。
喧嘩や束縛、依存し合いながら、悪い部分は悪いままのお互いと一緒に過ごすことになるのが、腐れ縁という関係。
相手との時間で手一杯で他のことにエネルギーを注げなくなってしまった結果、スキルアップや出世なども望めず、気がつけば離婚したくてもできない状況に陥ってしまうことも起こり得ます。
もし元彼とは腐れ縁なのかもしれないと感じるなら、そうしたデメリットは念頭においた上であらためて自分はどうしたいのか考えた方が良いでしょう。
腐れ縁を絶って運命の人に出会うには?
腐れ縁の人と生涯に渡って寄り添い続けるのもまたひとつの人生ではありますが、出来れば運命の人との明るい未来を手に入れたい。
ここまで読んでそう感じた方は、これから腐れ縁をどうすれば絶つことができるのかを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分を磨き、波動を高める
恋愛関係に限らず、人は自分と近しいレベル・性質の波動を持つ人と引き合う者だと言われています。
波動と言われてピンとこない人は、類は友を呼ぶということわざに置き換えて考えてみてもいいかもしれません。
つまり、今の腐れ縁を断つためには、あなた自身の波動を高めることで、腐れ縁の相手と引き合わないようにしていく、というのがひとつの有効な手段なのです。
人は生き方や環境に変化があると、それに伴って付き合う人も変わってくるもの。
仕事で成果を出したりキャリアアップ・資格取得を目指せば、腐れ縁の彼と会う時間も取れなくなります。
新しい趣味を始めるなど、充実した休日を過ごせれば、腐れ縁の彼に会いたいという気持ちも落ち着いてくるでしょう。
これまで読んで来なかったジャンルの本などに触れればあなたの価値観にも変化が生まれ、腐れ縁の彼と考え方が合わなくなって、一緒にいてラクだと感じなくなるかもしれません。
そうして腐れ縁の彼とは異なるステージに行けば、運命の人と巡り会うチャンスもまた広がってくるのです。
彼との間に物理的に距離を置く
あなた自身の波動を高めるには、これまでの考え方や価値観を変え、時々どうしようもなく腐れ縁の彼と会いたくなってしまう気持ちと向き合う必要が出てきます。
最終的に彼との縁が切れてしまうまで、時間がかかってしまうことでしょう。
なので、短期的に効果を求めるなら、彼との間に物理的に距離を置いてしまうのがオススメです。
彼の連絡先をブロック・消去して、とにかく徹底的に会わないようにする。思い出の写真やモノを捨て、彼のことをなるべく考えないようにする。
少々強引ですが、彼がいる場所から遠く離れた地に引っ越してしまうというのも有効です。
強い意志を持って腐れ縁の彼と離れたら、自ずとあなたの魂レベルも一歩前進するはずです。
人間関係の断捨離
腐れ縁の彼本人との接触を断つのはもちろんですが、共通の友人など、彼につながってしまう縁をも同時に断ち切るとよりあなたの波動を高める効果を感じられます。
というのも、共通の友人たちはやはり彼と引き合う波動の持ち主だからです。
また、共通の友人との関係残してしまうと、腐れ縁の彼と会うことを避けて連絡を絶とうとしても、友人経由で再び繋がりが生まれてしまう危険性もあります。
だからこそ、腐れ縁の彼自身とともに、彼に繋がるすべての縁を断捨離してしまうのが1番なのです。
占い師や霊能者などのプロに縁切りをしてもらう
ここまで紹介してきた通り、腐れ縁を断ち切るためには半端な決意や行動では難しいものです。
自分ひとりでは難しそうだ、と感じる人もいるかもしれませんね。
そんな時は、占い師や霊能者などのプロに腐れ縁の彼との縁切りをお願いするというのもひとつの手です。
たとえば縁切りで有名な神社やお寺に参拝するというのも悪くないですが、プロにお願いすることにはさまざまなメリットがあります。
そもそも本当に彼との縁は腐れ縁と呼ばれるものなのか、第三者の客観的な意見が欲しい。彼とこの先どうなっていくのかを知りたい。彼とのことを視てもらった結果、必要なら波動修正や縁切りを行なってもらい、運命の相手との縁結びをしてもらう。
上記のように、プロならではの知識と経験から、あなたの人生を好転させるためのアドバイスや対策を講じてもらえるのです。
上記のとおり、
腐れ縁を断ち切ることは生半可な行動では難しいです。
だから「鎖縁」なんですけどね。
それなりの覚悟と行動、
痛みがあるからひとは変わるのです。
もし、それは難しい、できないという場合、
占い師さんに相談することで解決できることもあります。
まとめ
今回の記事では、あなたが特別な繋がりを感じているであろう元彼が運命の相手なのか腐れ縁なのかを見極める方法。
そして、腐れ縁だったとしたらどうすればその縁を断ち切り、本来出会えるはずの運命の人との縁を引き寄せることができるのかについて紹介してきました。
あなたにとって幸せな恋愛ができるようになるために、参考になりましたら幸いです。